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肥後 壮

コーポレートアフェアーズ本部 Pricing and Reimbursement 部長

  • 96年 京都大学経済学部卒業

       三菱電機(株)勤務

  • 05年 Fuqua School of Business(Duke University)

       日本イーライリリー入社

様々なファンクションを経験したい、グローバルタレントとして活躍するチャンスのある会社に就職したい。この2つの希望を胸に抱き、就職活動をしていました。当初リリーのことは何も知らなかったのですが、幸運にも先輩の紹介で出会い、米国本社の人からも直接話を聞くことができました。そこで自分の希望とリリーのニーズがぴたりと一致していることを確認。サマーインターンを経験し、カジュアルでコミュニケーションの取りやすい社風にも好印象を持ちました。

前職では財務・経理を担当していたのですが、マーケティングを経験したいという希望が認められ、最初の配属は新製品企画でした。開発ステージにある薬の候補化合物について、市場分析、競合分析、将来の市場予測などを扱う部署です。患者さんやドクターのニーズを分析して、市場サイドから開発担当者に対して意見を出すこともあります。そんななかで、デュロキセチンという開発ステージにある薬の候補化合物に関して、同業の製薬大手S社との提携方法について協議するミッションが与えられたのです。

デュロキセチンは世界99カ国で承認されており、日本でも2010年4月に上市された大型抗うつ薬です。当時の日本イーライリリーにとっては将来の成長を支えるであろう期待の星でした。したがってS社との協議は、私たちの描く成長戦略において非常に重要なものでした。当初、S社と私たちの考え方には開きがあったのですが、MBAで学んだシンプル・シンキングの手法を用いて議論を重ねていくうちに、合意点を見出すことができました。入社早々の私にとって驚くほどの重責でしたが、それ故のやりがい、達成感が得られる体験でした。 その後、S社と提携してこの薬の発売準備から上市に至るまでのブランドマーケティングを担当し、現在は「様々なファンクションを経験してグローバルタレントに」という当初の目標どおり、次のステップとして薬価や保険償還に関わる仕事に携わっています。

Career Path

2005年

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日本イーライリリー入社、新製品企画・戦略計画部門(NPP:New Product Planning)に所属、複数製品候補を市場性、競争優位性などの観点から分析し、導入戦略を提言

2007年

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中枢神経領域における大型新製品部門へ異動し、アライアンス戦略を含めた日本への導入戦略立案、2010年に日本市場への導入を実行。

2010年

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クロスファンクショナルなキャリア構築のため、渉外企画部(薬価・保険償還)へ異動し、PRA(価格、保険償還などの包括的な戦略立案、運用)ソリューションの立ち上げに従事

2012年

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ISE(International Service Employee)として米国インディアナポリス本社へ異動。
グローバルPRAにおける変革と組織能力の強化を担当した後、自己免疫疾患領域の製品のグローバルブランドチームでPRA戦略の立案と実行を担当

2014年

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PRA Directorとして日本イーライリリーに帰任。薬価保険償還チーム、PRAソリューションチームをリード。