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勝間 英仁

Associate VP-General Manager, Taiwan

  • 98年 関西大学商学部卒業

       NTT西日本勤務

  • 08年 Duke University(MBA)

       イーライリリー入社

一人ひとりのポテンシャルを最大化する組織作り

私は、サマーインターンを通して医療や人の命に関わることのやりがいと重みが心に響き、入社を決意しました。 入社後は、新製品企画・戦略計画部で、複数の開発製品の戦略と疾患領域全体の中長期戦略および製品ポートフォリオのアセスメントを行った後、中枢神経領域の旗艦製品のブランドチームに移り、プランナーとしてプロモーション戦略やチャネル戦略を具体化し、MRが実行するマーケティングプランの策定を担当しました。

2012年に、米国本社に転勤し、Customer Engagementプロジェクトをリード。リモート環境で国内外の複数部署を束ねるリーダーシップや組織改革における成功要因等これまでとは異なる経験を積むことができました。仕事を通じて欧米とアジアの文化の違いや異なる考え方、そしてそれぞれの強みをじっくり見直す機会になり、グローバルで働く醍醐味とリリーの強みを実感しました。

帰国後は、日本イーライリリー総売上の1/3を占める主力製品のブランドチーム部長として、セールス、予算、マーケティングプランの全体管理、米国本社との交渉等統括業務を行いました。プランナー時代と異なり、多角的な視点でのディシジョンが問われ、より幅広いリーダーシップとピープルマネジメントが求められました。部下のキャリアプランを一緒にデザインするスーパーバイザーの重要な役割と面白さを実感したのもこの年です。2015年に、中枢神経領域製品のマーケティングチームを立ち上げ上市戦略をリード。治療パラダイムを変えるために、過去に例を見ない多数のステークホルダーを巻き込んだ戦略が求められ、多くの学びを得ました。2017年には人事本部長に就任し、ダイバーシティ&インクルージョン、若手人財の発掘、グローバルリーダーの輩出といった課題に取り組み、Great Place to Workとして日本イーライリリーのさらなるレベルアップを目指しました。
2018年からのオンコロジー事業本部では、事業本部長としてビジネスの結果にコミットすることはもちろん、強固な組織を作り継続した成長を牽引するため、将来有望な若手リーダーを早期に見つけ、現在の能力より高いレベルのアサインメントを与え早いサイクルで個人の成長を促すとともに、社員一人ひとりの違いを尊重しそれぞれの強みやポテンシャルを最大化する組織づくりを目指して取り組んできました。更に2021年よりリリー台湾のAssociate VP-General Managerとして赴任した経験は、自身の成長と共に、今後のリリーをリードしてく大きな礎になっていくと思います。

このように、私自身入社以来10年足らずの間に、多岐にわたるストレッチなアサインメントを通して多くの成長機会をもらいましたし、現在もそれは続いています。リリーは人財開発に投資し、社員とともに組織の成長を目指す企業であると身をもって感じています。それぞれが個々のキャリアを形成する上で、リリーの最大の魅力はここにあると言えるでしょう。

Career Path

2008

:

Senior Associate-Marketing-Neuroscience New Product Planning (Kobe, Japan)

2010

:

Brand Manager-Marketing-Neuroscience Brand Team (Kobe, Japan)

2012

:

Assoc Consultant-BioMedicines Business Unit Marketing (Indianapolis, USA)

2013

:

Senior Manager-Sales (Kobe, Japan)

2014

:

Brand Director-Marketing-Neuroscience Brand Team (Kobe, Japan)

2015

:

Brand Director-Marketing-Neuroscience Product (Kobe, Japan)

2017

:

Sr Director-Human Resources (Kobe, Japan)

2018

:

Sr Director-Oncology Business Unit (Kobe, Japan)

2021

:

Associate VP-General Manager (Taipei, Taiwan)