To The Innovator
05年 立命館アジア太平洋大学卒業
住友電装(株)勤務
11年 IESE Business School(MBA)
日本イーライリリー入社
子供の頃からITに興味があり大学卒業後はSEとして働いていましたが、よりビジネス戦略に影響する仕事がしたいと思い、MBA留学を決意しました。就職活動をスタートすると、リリーは製薬業界の中で特にマーケティングに力を入れていると聞く機会が多く、リリーに対して興味を持つきっかけとなりました。リリーの面接で、当時のCMOがデジタルマーケティングやビッグデータについて熱く語る場面に出合い、次世代のマーケティングリーダーにはITバックグラウンドがプラスになるかもしれないと、日本イーライリリーでのキャリアに挑戦することにしました。
入社当初は情報技術本部でマーケティング部門とITの架け橋となる「ビジネスインテグレーター」として、ビジネスチームの苦労・ニーズをよく理解した上で、技術によるソリューションの提案・企画・導入を担当しました。
その後、IT戦略プロジェクトを担当したのちマーケティング部門に移り、デジタルマーケティングを担当する「チャネルイノベーション」チームに所属となりました。数年前からインターネットによる情報提供が強化され、領域によってはインターネットの割合が5割以上に達しています。チームでの私の役割は、効果測定の仕組みを構築することで、様々なマーケティング手段がある中でどれが効果的なのか、どの使用頻度を上げればいいのかを各製品チームと連携しながら答えを探りました。
2014年には新しいチームの立ち上げを任され、「コマーシャルアナリティクス」チームを立ち上げました。デジタルマーケティングだけでなく、講演会やテレビコマーシャルなど全てのコミュニケーション手段について様々な情報を集めながら改善を提案することで、リリーの目標である「最高の顧客経験」を目指しました。
2017年には米国本社に転勤し、中国やヨーロッパなど様々な地域のアナリティクスチームの立ち上げや強化に取り組んでいます。日本チームの成功例をたくさん活用しており、日本が世界のベストプラクティスになれると改めて感じました。
振り返ると非常に短い期間で日本・グローバル・IT・マーケティング等、様々な仕事に関わることができました。リリーは過去の経験だけでなく、将来のポテンシャルを高く評価する会社だと感じます。今後も様々な新しい分野で挑戦し続けたいと思っています。
Career Path
2011年 |
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日本イーライリリー入社、IT部門に所属 グローバル顧客情報管理システムの日本導入・社内コールセンターの効率化プロジェクトを担当 |
2012年 |
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課長(Manager)に昇進するとともに、日本IT部門の新戦略プロジェクトをリード |
2013年 |
:
マーケティング本部へ異動し、デジタルマーケティング部門にてプロモーション効果測定やチャネルミックスの最適化を担当 |
2014年 |
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部長(Director)に昇進するとともに、社内アナリティクス部門を立ち上げる |
2017年 |
:
米国本社に転勤し、世界支社でのアナリティクスの普及に取り組む |