To The Innovator
03年 慶應義塾大学経済学部卒業
ノバルティスファーマ(株)入社
11年 Fuqua School of Business (Duke University)
日本イーライリリー入社
最先端の研究開発を行い、必要とされている医薬品を世の中に届けるというビジネスにワクワクとやりがいを感じ製薬業界で働いてきました。そんな業界の中でも、リリーに入社を決めた最大の理由は本人の志望を重視したキャリア開発にコミットしている点です。
私は2011年にマーケティングの中の新製品企画という部門に希望して入社し、リリーが開発中の製剤に関する国内のニーズを収集・分析し、多国間共同の開発計画およびマーケティング戦略に反映する業務につきました。当初は循環器と泌尿器領域のみの担当でしたが、数か月後に中枢神経領域の業務も与えられました。中枢神経領域はリリーの最注力領域の一つでもあり、他社にない強みを持っている分野ですので、担当できるようになってとても嬉しかったのを覚えています。
それから約2年、それぞれ開発段階の異なる多種多数な製剤を担当しました。例えば、まだ臨床試験がはじまったばかりで複数の適応症を目指して開発することが可能な製剤について、どの適応症が日本で最もニーズがあるかを検討したり、また、開発が相当進んでいて発売まであと2年以内という製剤の発売準備計画を米国本社のチームとともに練ったりしました。この過程では医薬品の研究開発に関して知識が深まっただけでなく、関連する多種多様な部門および他国と一緒に一つのプロジェクトを進めていく大変さと楽しさも経験しました。
2013年12月からは希望が叶い、International Service Employeeという3年間のプログラムでインディアナポリス本社に出向しています。Global New Product Planningという部署では医薬品開発の本当の初期、化合物が研究室から誕生するところから関わり、その特性や世の中のニーズを検討し、開発戦略を策定するのに携わりました。また、たくさんの化合物がある中で、会社としてどのプロジェクトにどのように投資するのか、という意思決定も触れることができ、刺激的で学びのある毎日でした。
その後、Global Marketing Teamに異動し、2019年に新適応を取得予定の注射剤のブランド戦略を主に担当していました。
(2020年よりInternational Brand Leader-Dermatologyで活躍中。)
入社してから就かせてもらってきた上記の業務はいずれも私の長期的なキャリアゴールに沿ったものです。今後も、目標に近づくべくチャレンジとやりがいのある仕事を追求し続けたいと考えています。
Career Path
2011年 |
:
Senior Associate, Japan New Product Planning |
2012年 |
:
Manager, Japan New Product Plan |
2013年 |
:
Consultant- Global New Product Planning(Overseas Assignment としてインディアナポリスに出向) |
2015年 |
:
Associate Brand Manager, Global Marketing (Evacetrapib Global Marketing Team を経て現在はTaltz Global Marketing Team) |
2020年 |
:
International Brand Leader- Dermatology |