みえない多様性PROJECT
有志企業・団体、自治体、医療従事者、健康経営専門家と連携
職場で我慢しがちな、周囲から見えづらい健康課題の問題に取り組む

「みえない多様性PROJECT」とは
健康経営の隠れた課題 職場における「みえない多様性」
数ある健康課題のなかでも、片頭痛などの頭痛や腰痛、生理痛などの痛みや不調は、時に仕事に支障をきたすことがあります。しかし、その痛みや不調は他人にみえないことから周囲の人に理解してもらうことが難しく、結果的に一人でそのつらさも抱え、我慢しながら働いている人たちがいます。こうした当事者一人ひとりの状況を ‟みえない多様性“ と定義しました。
プロジェクト発足のきっかけは、社内の「ヘンズツウ部」の活動から
日本イーライリリーは、片頭痛をはじめ、さまざまな健康課題に付随した症状に伴う、みえない不安や支障、つらさを抱えながら当事者と周囲の人が共に働きやすい職場づくりを目指し、2020年、社内活動だった「ヘンズツウ部」を発展させ、様々な企業・団体、自治体、専門家に呼び掛け、「みえない多様性PROJECT」を共同で立ち上げました。
周囲からみえにくい健康課題を相互理解するワークショップツールを開発
社内外でのワークショップ開催
本プロジェクトでは参画企業・自治体と議論を重ね、健康経営®の専門家と医師にも監修頂き、当事者と周囲の相互理解を促し、あらゆる立場の人が参加可能なワークショップツール「わかりづらい健康課題 『みえない多様性』 に優しい職場をつくる –Inclusive Workplace Design Toolkit–」を開発しました。
本ツールは、職場での健康課題の考え方や健康課題を抱える当事者と考える職場環境づくりのポイントを事例も交えて紹介した冊子と、みえない多様性への理解を深めるために、周囲の人の健康課題に紐づく職場での「誤解されがちな言動」の裏にある痛みや不調を想像させるカードゲームで構成されます。
ニューノーマル時代の企業の社内研修ツールとしてご活用いただけるよう、オンラインワークショップとして実践できる仕様にしており、下記より無料でダウンロード頂けます。(2021年11月 改訂版公開)
互いにわかり合うことで、一人ひとりが自分らしく働ける職場づくりを目指し、社内外でのワークショップの開催などの活動を行っています。
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●わかりづらい健康課題『みえない多様性』に優しい職場をつくる-Inclusive Workplace Design Toolkit- |
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●Inclusive Workplace Design Toolkit |
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●ストーリーカードを手軽に職場で実践 |
職場のみえない多様性 Movie
職場で起こる、周囲の人から誤解されがちなシーンを再現
「会議を乗り切る編」(約1分40秒)
「先輩もツライ編」(約1分40秒)
「リモートワーク編」(約2分)
ストーリーカードの使い方Movie
ストーリーカードの実施手順を紹介したアニメーション(約4分30秒)
健康経営の観点からみた本プロジェクトの意義
【監修者】岡田邦夫 (医師、特定非営利活動法人 健康経営研究会 理事長)(約3分)
みえない多様性PROJECT 活動プロセス
プロジェクト発足からワークショップツール開発までの様子(約5分)
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●【参考】 健康経営の取り組む企業の方へ |
日本イーライリリーでは、本プロジェクトの参画・協力企業、団体とともに、このワークショップツールを他の企業、地域、社会に広く提供することで、片頭痛をはじめ、あらゆる健康課題を抱える人、その周囲の人、働く全ての人が「みえない多様性」を理解し、「健康で働きやすい職場」が広がる社会を目指しています。
※「健康経営 ®
」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
みえない多様性PROJECT
表彰実績
本プロジェクトは、次のような表彰を受けています。
(2021年12月15日現在)
※受賞順に掲載
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「HRアワード2021」 |
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「Work Story Award 2021」 |
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「リスボンPRアワード」 |
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「PRアワードグランプリ 2021」 |