新型コロナウイルス感染症に対する取り組み
2021年4月1日現在
日本イーライリリーの取り組み
2020年の初頭からの新型コロナウイルス感染拡大に対し、日本イーライリリーは柔軟でタイムリーな対応を行ってきました。2021年以降も、日本政府や各地方自治体の方針に基づき、社員、お取引先様、地域コミュニティの安全を第一に取り組んでまいります。
基本的対応
新型コロナウイルス感染拡大初期から危機管理委員会を立ち上げ、定期的に会議を開催
日々変化する社内外の状況を慎重にモニタリング
全社員向けに、定期的に最新のガイドラインや会社の状況を提示
社員の安全確保
社員の安全を最優先したガイドライン(原則在宅での勤務、出張規制など)の制定
心身の健康に留意した対策・環境整備を推進
社員同士の対面でのコミュニケーション不足を補うため、社内SNSを活用するなどオンラインコミュニケーションを強化
例年行っている年2回の健康増進週間では、その期間中にオンラインでのウォーキング講座を組み込むなど、社員の行動変容につながる施策を開始
運動不足解消のために、年間を通じて社内のヘルスキーパーによる、オンラインでのストレッチ講座を開始
感染防止対策品の提供やトレーニングを実施
各種制度・システムの活用による早期からのスムーズな在宅勤務への移行
2018年より、在宅勤務の上限日数およびフレックスタイム勤務者のコアタイムを廃止するなど、多様な働き方を推進しており、既存の豊富なオンライン環境および勤務制度を活用し対応
医薬品の安定供給
西神工場は、日本政府や兵庫県・神戸市の方針に基づき、社員の安全を確保しながら、製品の安定供給を継続的に実施
最適な人数での製品の品質管理や梱包を継続し安定供給を実現
十分な製品在庫を確保し、毎日の継続的なモニタリングを徹底
医療機関の負担軽減
デジタルツールを活用した顧客とのコミュニケーションの最大化
弊社医薬品の適正使用推進に関する情報などのコンテンツ付きメールをMRから送る「Lilly Mail」、オンライン経由での情報提供を専門で担当する「e-MR」、学術情報をオンラインで提供する「e-学術」、豊富なFAQコンテンツを有するウェブサイト「Lillymedical.jp」、またニーズのあった顧客にはオンラインでの面談を実施するなど、これまで積極的に整備してきていた豊富なデジタルツールを最大限に活用
治験は、医療機関の状況ならびに患者さんのニーズに注意を払いながら継続
感染リスクを考慮の上、治験への参加を強く希望される患者さんに治験の機会を提供するため、賛同いただける治験医療機関およびビジネスパートナーと協力し、治験実施体制を整備
関係者の安全の確保と治験の適正な実施のための体制づくりとして、モニタリング・データ閲覧をデジタルを活用しリモートで実施すると共に、治験薬を患者さんのお住まいに届ける配送プロセスを導入
コミュニティへの支援
総額2,000万円の支援を実施
地域コミュニティへ:「こうべ医療者応援ファンド」(公共財団法人こうべ市民福祉振興協会)に700万円を寄付
日本全国へ:日本赤十字社に1,000万円を寄付
医療現場へ:エムスリー株式会社によるマスク無料配布施策に300万円を協賛
世界中の社員が毎年一斉に社会貢献活動に取り組む一環として、日本では「リリージャパン・デイ・オブ・サービス(DOS)」を開催。日本全国のべ3,000名近くの社員がごみ拾いや物資寄付など地域貢献活動を行うとともに、その結果から会社が寄付額を決定し、被災地支援や新型コロナウイルス感染症の影響を受ける福祉活動への支援を目的とした寄付を実施
社会福祉法人中央共同募金会(赤い羽根共同募金)に200万円を寄付
兵庫県(ふるさとひょうご寄附金)に130万円を寄付
社会福祉法人兵庫県社会福祉協議会(ひょうごボランタリープラザ)に70万円を寄付
救援活動への資金提供および社員による寄付額に対しマッチングした額を寄付(グローバルで実施)