「フォルテオ皮下注キット」の取扱いに困ったら
よくある質問と回答集
ご覧になりたい質問項目をクリックしてください。
未使用製剤の安定性 ・保管について
A : 未使用のフォルテオ皮下注キットは凍結を避け、2~8℃で遮光保存してください。
凍結した場合は使用しないで下さい。
使用開始後の安定性 ・保管について
A : 使用開始後は、28日以内でのご使用をお願いします。
使用開始後28日を過ぎたものは、安定性が確認されておりませんので、破棄してください。
A : 使用後は速やかに冷蔵庫へ入れ、凍結を避け、2~8℃で遮光保存してください。
A : 針をつけたまま保管すると、液漏れ、カートリッジ内への空気の混入、針詰まり、微生物が混入する可能性があります。注射の終了後はすみやかに針を取り外してください。
A : 凍結している、または一旦凍結した可能性がある場合は、使用せずに新しいフォルテオ皮下注キットを使用してください。
A : 温度や放置していた時間で判断が異なりますので、個別のケースは弊社コールセンターにお問い合せください。
フォルテオ電話相談窓口 (一般・患者様向け)
0120-52-10-52 (フリーダイアル)*1
078-242-3649 (通常電話番号) *2
受付時間 9:00~17:00 (365日対応)
*1 : 通話料は無料です。携帯電話からでもご利用いただけます。尚フリーダイヤルをご利用できない場合があります。
*2 : フリーダイヤルでの接続ができない場合、この電話番号におかけください。
持ち運びについて
A : 冷蔵保存の製剤ですので、フォルテオキャリーバックに専用保冷ポーチ及びフォルテオ専用保冷剤を入れて持ち運びください。専用保冷ポーチの使い方は以下のファイルをご確認ください。
フォルテオキャリーバックの専用保冷ポーチが必要な場合は、弊社コールセンターまでお問い合せください。
フォルテオ電話相談窓口 (一般・患者様向け)
0120-52-10-52 (フリーダイアル)*1
078-242-3649 (通常電話番号) *2
受付時間 9:00~17:00 (365日対応)
*1 : 通話料は無料です。携帯電話からでもご利用いただけます。尚フリーダイヤルをご利用できない場合があります。
*2 : フリーダイヤルでの接続ができない場合、この電話番号におかけください。
注射針について
A : JIS T3226-2に準拠した A型専用注射針であればいずれも問題なく使用できることが確認できています。
針の種類、針の太さ、長さについては、主治医にご相談ください。
(適合性はBDマイクロファインプラス、ナノパスニードルで確認しています。)
A : はい。注射のたびに必ず新しい注射針をご使用ください。
注射の終了後は、速やかに注射針を取り外してください。注射のたびに新しい注射針をご使用になることで、感染の危険を最小限にし、液もれ、空気の混入、注射針の目詰まりを防ぐことができます。
A : 針が外れなかった時は、もう1度針ケースを奥までまっすぐ押し込みながら5~6回程度回し、針ケースの太い部分を持ってまっすぐ抜いてください。
針が外れない場合は再度、上記の操作を繰り返してください。
薬液が変色している場合について
A : 見た目がいつもと違うフォルテオ皮下注キットはご使用にならずに新しいフォルテオ皮下注キットをご使用下さい。
未使用のフォルテオ皮下注キットの薬液が変色している場合は不良品の可能性がありますので入手された医療機関で交換してください。
使用開始後の製品で変色している場合は前回の投与時に薬液に血液が混入(逆血)した可能性がございます。注入後は注入ボタンを押したまま針を抜くよう、今後はご注意ください。注射の際には、注射部位を強くつままないようにお願いします。注射部位を強くつまむと強くつまんだ部位の圧が上がり逆血の原因となります。
A : 肉眼的に明らかな血液の逆流(変色)を生じたフォルテオ皮下注キットにつきましては、製剤としての品質が保証できかねますので、ご使用にならずに新しいフォルテオ皮下注キットをご使用ください。
空打ちについて
A : 以下の原因が考えられます。
• 針がついていない、しっかり取り付けていない
• 大きな気泡が入っている
• 凍結の可能性
• 注入ボタンが赤い線まで引かれていなかった可能性
空打ちの操作を繰り返しても出ないか?針を取り替えても出ないか?確認してください。
上記の確認を行っても液が出ない場合は、不具合の可能性がございますので、現在ご使用中のフォルテオ皮下注キットを主治医までお持ちいただき、新しいフォルテオ皮下注キットと交換してください。
A : もし、フォルテオ皮下注キット内に大きな気泡がある場合は次回注射前に一度空打ちの操作を行ってください。大きな気泡が無い場合はそのままご使用いただいて結構です。
注入ボタンについて
A : 注射前に黒い注入ボタンを赤い線が見えるところまで引けましたか?
いいえ⇒
フォルテオ皮下注キットは注入ボタンを赤い線まで完全に引かないと注入ボタンが押し込めない設計になっています。
本日の注射はしないで針を取り外して明日の注射までそのままの状態でフォルテオ皮下注キットを冷蔵庫で保管してください。次回からは必ず赤い線まで注入ボタンを引いていることを確認してから注射を行って下さい。
はい⇒
針詰まりの可能性がありますので、新しい針に取り替えてリセットする必要があります。
本日の注射はしないで、新しい注射針を取り付けリセットしてください。
※リセットの方法は、フォルテオ皮下注キット取扱説明書 をご確認ください。
それでも注入ボタンが押せない場合は
フォルテオ皮下注キットの不具合の可能性があります。
現在ご使用中のフォルテオ皮下注キットを主治医までお持ちいただき、新しいフォルテオ皮下注キットと交換してください。
A : 注入ボタンを赤い線が見えるまで引けましたか?
いいえ⇒
針がついている場合は、針を取り外して次回の注射までそのままの状態でフォルテオ皮下注キットを冷蔵庫で保管してください。
次回の注射の際は必ず赤い線まで注入ボタンを引いていることを確認してから注射を行って下さい。
はい⇒
注入ボタンをあやまって赤い線まで引いてしまった場合、次の注射までになんらかの衝撃で注入ボタンが押されるとカートリッジ内に圧力がかかった状態になり、次回注射の際に正しい投与量が投与できない可能性がありますので、フォルテオ皮下注キットをリセットする必要があります。
※リセットの方法は、フォルテオ皮下注キット取扱説明書をご確認ください。
投与について
A : 注射完了時には、黄色いシャフトが完全に見えない状態になっています。
A : 一滴程度の液だれであれば問題ありませんが、ポタポタと流れ出るようであれば以下を確認してください。
- カートリッジの中に大きな気泡が入っている可能性があります。もしも大きな気泡があれば、カートリッジ内の気泡を除いてください。
- 注射の際、注入ボタンを押し切ってから液が出終わるまで少し時間がかかります。注入ボタンを押しきってから針を抜くまでの時間をもうすこし長くおいてみて下さい。
- 注射の際、注入ボタンはゆっくり押した方が、液が一定の時間内に出やすくなります。速く押すと、内部の圧力が外部の圧力と同じになるまでに時間がかかるため、針を抜いた後も圧力がかかったままになっており、液が押し出されてしまいますのでもう少しゆっくり注入ボタンを押してみてください。
気泡について
A : わずかに気泡が残っていても、薬液の投与量に影響はありませんし、身体に害もありません。
引き続きいつものように注射してください。
また、使用中に大きな気泡があるときは、空打ちをしてください。
針をつけたままフォルテオ皮下注キットを保管すると気泡が大きくなることがあります。
注射後は針を取り外して保管して下さい
A : わずかに気泡が残っていても差し支えありません。また、どうしても取り除けずに残ってしまう大きな気泡の場合、注射の際、針のついた方を下にした時に気泡が反対方向にいく、もしくは全く動かない(針に入らない)ようであれば、体内に入ることはありません。空打ちが正しく行われていれば基本的に注射量にも影響ありません。
気泡を取り除くには、針先を上に向けた状態でカートリッジホルダー部分を軽く2~3回指ではじき空気を上部に集め空打ちの操作を行なってください。
残量が少なくなったとき
A : フォルテオ皮下注キットは取扱説明書に従って正しく使用すれば28日分お使いいただけるようになっています。
カートリッジホルダーにはおおよその残量を示す目安として黒い線が3本入っています。
それぞれの線はおよそ1週間分です。
A : 残量が少ない場合でも、黒い注入ボタンが完全に引き出すことができれば、一日の投与量全量の注射ができます。逆に黒い注入ボタンが引き出せない場合は、薬液を使いきった状態なので、主治医の指示に従い、新しいフォルテオ皮下注キットに交換して注射してください。
その他の不具合について
A : カートリッジにひび割れなどが生じている可能性があります。
注射前に空打ちを行い針先から液が出ることと、針先以外の場所から液漏れが無いことを確認し、ご使用ください。
A : 水没させてしまったフォルテオ皮下注キットは使用できませんので、主治医にご相談いただき、新しいフォルテオ皮下注キットを入手してください。
A : フォルテオ皮下注キットの不具合の状況をご確認させていただきたいので、お手数ですが弊社コールセンターにご連絡ください。
フォルテオ電話相談窓口 (一般・患者様向け)
0120-52-10-52 (フリーダイアル) *1
078-242-3649 (通常電話番号) *2
受付時間 9:00~17:00 (365日対応)
*1 : 通話料は無料です。携帯電話からでもご利用いただけます。尚フリーダイヤルをご利用できない場合があります。
*2 : フリーダイヤルでの接続ができない場合、この電話番号におかけください。
廃棄について
A : 主治医の指示に従って捨ててください。もしご家庭で一般廃棄物として捨てるよう指示があった場合には、お住まいの市町村の窓口にお問い合わせ下さい。その際には、針刺し事故の起きないように注意して廃棄して下さい。
機内への持込みについて
A : 自己注射剤は通常、機内持込み手荷物として機内にお持込みいただけますが、航空会社により運用が異なる場合がありますので、事前に各航空会社に直接ご確認・ご相談ください。(機内においても適正な温度管理をお願いします。(「持ち運びについて」もご参照ください。) お預かり手荷物や貨物として預けた場合、凍結するなど温度管理がなされない場合がありますのでご注意下さい。)
航空会社へご相談いただいた後、弊社で用意が可能な書類などについては弊社コールセンターまでお問い合せください。
フォルテオ電話相談窓口 (一般・患者様向け)
0120-52-10-52 (フリーダイアル) *1
078-242-3649 (通常電話番号) *2
受付時間 9:00~17:00 (365日対応)
*1 : 通話料は無料です。携帯電話からでもご利用いただけます。尚フリーダイヤルをご利用できない場合があります。
*2 : フリーダイヤルでの接続ができない場合、この電話番号におかけください。