社員インタビュー素敵な女性でありつつ最新の医療に貢献できる仕事。

研究開発本部 臨床開発医師/メディカルアドバイザー 板倉 仁枝

九州大学の皮膚科に入局したのが、皮膚科医としてのキャリアのスタートでした。皮膚科を選んだ理由は、皮膚を健康に保つことは大切であると思い、特に腫瘍で破壊されてしまった組織の表面をきれいでかつ機能するという状態に戻すということに魅力を感じたためです。入局時、師事していた教授の専門が色素であったことから、メラノーマ(悪性黒色腫)を学ぶ機会を得ました。その経緯から大学院では悪性黒色腫と血管新生をテーマに研究を行うことに。皮膚科医として研修を積み、専門医をとり、市中病院を回り、その後、悪性黒色腫で有名なサンタモニカのジョン ウェイン 癌研究所(JWCI)に留学しました。

JWCIでは悪性黒色腫のセンチネルノードや癌ワクチンの研究に携わり、Assistant Professorとなった後は、悪性黒色腫に対する養子腫瘍免疫療法の第2相の臨床研究をJWCIで立ち上げました。養子腫瘍免疫療法は、患者さんから腫瘍を取り出し、自己の腫瘍内にある殺腫瘍効果のあるT細胞を選択し、それを1000倍以上に増やした後、患者さんに戻す治療です。JWCIでは主にPh.D.として勤務し、研究所の治験用施設の管理、臨床検体の総管理をしながら、Principal Investigatorとして自分のグラントを取り研究室の統括も行っていました。研究成果が将来の自分たちのより良い治療につながると信じて、研究を費用面からも厚くサポートしてくれる患者さんやその家族と友人の皆様の聞くたびに、日本の患者さんにも自分の研究成果を直接役立てられないだろうか?日本の医師免許を有効的に活用したいとも考えるようになっていたのです。

背景には子どもたちが大きくなったこともありました。中高の教育などを考えた結果、日本で就業することを決意。イーライリリーを選んだ理由は、日本のエージェントから求人案内をもらったのがきっかけでしたが、最先端のサイエンスに携われる点に大きな魅力を感じました。 加えて、イーライリリーは、豊富な研究開発費を有しているため、最終的なプロダクトの良し悪しのみで、そして患者さんのためになるかということを一番の基準に物事を判断しても良いとされているところも、自分の価値観に非常にマッチしていたのです。

また、多様な働き方ができることも理想的でした。イーライリリーには、労働時間の長さではなく、成果を正当に評価してもらえる文化があります。病院で勤務する場合、外来や手術、緊急対応や当直と言った、個人の都合だけでは変えることのできないもしくは予測ができない時間がというものがあるため、柔軟に働くことが難しいのが実情です。個人的な都合で15時に帰宅することになっても、誰に気を使うことなく普通に職場から出ていけるのもイーライリリーならではの雰囲気でしょう。また、同じように子育てをしながら医師として活躍している人が多いため、安心感もあります。また、勤務医は、対応できる患者さんの数にどうしても限りがありますが、研究の成果は、何千・何万人にも良い影響を及ぼせる可能性があるため、その可能性の大きさにやりがいを感じることができます。

Career Path
1993年 佐賀医科大学 卒
1993年 九州大学病院
1995年 九州医療センター
1996年 九州大学病院大学院
2000年 佐賀県立病院好生館
2001年 国立小倉病院 (現 国立病院機構 小倉医療センター)
2002年 米国 ジョン ウエイン癌研究所
2015年 Lilly入社 臨床開発医師

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