社員インタビュー

自分の目線・視野を変える。

インタビューに応える西藤可南子さん

西藤 可南子

研究開発・メディカルアフェアーズ統括本部 臨床開発本部 クリニカルリード 課長

始めは現場担当のCRA(臨床開発モニター)として、次に日本全体/試験全体を管理する役割のカントリースタディーマネージャー/クリニカルトライアルマネージャーとして、臨床試験に携わってきました。自分の役割が変わると、臨床試験を通じて学べることや一緒に仕事をする関係者が変わり、自分の目線が変わってきます。もっと大きな視野で臨床試験を進める仕事をしたいと思うようになり、プロジェクトマネジメント部へ希望により異動し、今は臨床試験全体の進捗を管理する臨床プロジェクトマネジャーとして、主に日本人での第1相臨床試験を担当しています。現場で経験したことを活かしながら、いかに開発を進めていくか、戦略的なことを考える仕事が多くなりました。また、米国本社の人と協働する機会も増え、グローバル開発の中で日本の開発を進める難しさも感じています。

第1相試験は治験薬を初めてヒトに投与する試験で、安全性を評価しながら適切な投与量を決定します。小さな規模の試験となるため、医療機関の先生方や社内の担当者等、試験の関係者も少人数のチームとなります。チーム一丸となって、どのようなデザインの試験にするべきか、どのように結論をまとめるべきか等、密に連携を取り合って進めることができるところが1相試験の魅力です。また、抗がん剤領域の1相試験には、主に標準治療で効果が認められなくなった患者さんが参加されることが多いのですが、そのような患者さんで治験薬の効果が認められた時が、この仕事をやっていてよかったと感じる瞬間です。

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チーム一丸となって、どのようなデザインの試験にするべきか、どのように結論をまとめるべきか等、密に連携を取り合って進めることができるところが1相試験の魅力です。

Career Path

2007年

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九州大学卒

2009年

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九州大学大学院卒
日本イーライリリー株式会社入社
臨床オペレーション(オンコロジー領域)CRA

2011年

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臨床開発部
クリニカルトライアルマネージャー/カントリースタディーマネージャー

2016年

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プロジェクトマネジメント(オンコロジー領域)
臨床プロジェクトマネジメント

2019年

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研究開発/臨床開発本部 クリニカルリード