マネジメントメッセージ

日本イーライリリーのリーダーのビジョンとミッション

執行役員の加納香さん

社会に貢献し、人の人生にインパクトを与えたい、その想いの実現に

執行役員

グローバル倫理・コンプライアンスシニアディレクター

加納 香

MBA取得後は、インターネット創成期のシリコンバレーでIT企業に勤務しました。エキサイティングで学びも多かったですが、社会に貢献し、かつ誰かの人生にインパクトを与えるような仕事に就きたいと、ヘルスケア業界への転身を決めました。複数の会社を検討しましたが、発展途上にあって活力に溢れる社風、また子育てをしながら活躍している女性管理職が当時から珍しくなかったことが決め手となり、日本イーライリリーに入社しました。

入社後は日本とインディアナポリス本社で、IT、インターネットマーケティング、グローバルマーケティング、シックスシグマ(生産性向上)等で活躍の場を与えられ、さらに営業の現場でMR、また課長として働きました。現場での経験は、その後の人事本部長、事業本部長の仕事を遂行するために欠かせないものでした。
プライベートでは、日本イーライリリー入社後、二人の子供に恵まれました。家庭とキャリアを同時に築くことができているのは、リリーという会社が、ダイバーシティを成長戦略の一環と位置づけ、それが社内に広く浸透しているからだと思います。多様な経験、考え方、スタイルを持つ社員を登用することで、組織を活性化し、より革新的で優れた成果をあげる、この組織風土はリリーという会社の強みです。

加えて特筆すべきは、人の成長へのコミットメントです。リリーでは業績を上げることと同じ位、部下を成長させること、また人が成長できる環境を作ることを要求されます。人を育てること、またそのプロセスを通じ自分も成長することの喜びは、業績の達成以上に深いですし、そこで得られる学びは、会社の外で良き母親、良き地域の一員となる上でもプラスになっています。職業人としてビジネスに貢献することと、人間として成長することが直結している、それがリリーで働くことの素晴らしさの一つです。

2015年から2017年には人事本部長という大役を与えられ、社員のエンゲージメント向上、ダイバーシティ推進、日本発のグローバルリーダー育成の加速に取組みました。その後の筋骨格・中枢神経事業本部長や、グローバル倫理コンプライアンスのポジションでも、人とビジネスの成長を両輪で進めるという使命は変わりません。社会に貢献し、人の人生にインパクトを与えたいという想いで日本イーライリリーに入りましたので、その想いの実現により直接的に関われる職責を与えられたことに感謝し最大限の成果を出すつもりです。私たちと価値観を共有し、同じビジョンと夢に向かって進んで行こうという皆さんのご応募を心よりお待ちしています。